一泊四千円でやってないビジネスホテル

「なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのか」を読んだ。本書を手に取ったきっかけはタイトルにひかれたから。これを見て思ったのは、「ビジネスホテルって一泊四千円じゃやってないんじゃね」という疑問。実際に読んでも、ビジネスホテルの代表例の一つ、東横インの一泊3950円を例に挙げてるけど。

たとえば、東横インは新しく進出した先で、開業後3~6ヵ月の期間は開業記念ということで、シングル1泊3950円で売り出しします。

期間限定じゃん。通常価格だと5800円。しかも、外税表示だから実際には、キャンペーンが4266円。通常だと6264円。

一泊四千円で泊まるには?

そんな訳で、実際に一泊四千円で泊まるには、こういったセールを狙うしかないようだ。本書では、新しく出来たホテル以外でも、宿泊料金を安くする方法についても書かれている。まあ、筆者は単なる事実として記述してるだけで、別に安く泊まれる裏技とか節約術を意図してはいないが。

ビジネスホテルはよほどの事がない限り、エリア全体が満室になることは少ないので、お客様は宿泊当日になっても宿泊予約を入れない。後になるほど、競争の激しいホテル間で料金のダンピング合戦が生じる事を最近のお客様は知っているからです。

そんな訳で、ビジネスホテルに泊まる時は、事前に予約を入れるより当日チェックイン直後まで粘るといいらしい。ただ、事故とかで天災で電車が止まるなどのアクシデントが起こると、一切の値引きはなくなる。そうなると、最悪満室もありえるよな。

一泊四千円のからくり

後ろの方には一応、一泊四千円でやっていける仕組みを挙げているが。簡単に説明すると、売り上げの目標をクリアした後なら宿泊料金を安くしても利益になるので、四千円でもやっていけるというもの。その後で、常時四千円でもやっていける例も挙げてるけど。単純に、最初から土地持ってるオーナーが、ランニングコストを低く抑えるという物。

感想

ホテル業界についての裏話や運営の苦労話、宿泊価格の仕組みについて興味のある人なら、面白く読めると思う。ただ、タイトルの「一泊四千円」のインパクトにひかれた人には、関連の記述が少なく看板に偽りありな印象を持つのではないか。最近、こういうキャッチーな題名と中身が釣りあってない本が多いな。

それと、筆者が三井ガーデンホテルに出向してた時の話が、ちょっと鼻に付いたいかな。簡単に言うと、現場に指示して経費を大幅削減したオレ様有能、的な自慢話。傍から見ると、元がドンブリ勘定で大雑把な維持管理してだけで、当たり前のことをするようになっただけ。

それを除けば、全体的には面白かったかな。

なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのか(祥伝社新書295)

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お勧めホテル!?

本書には最後の方に「こんなホテルに泊まりたい!」というページがある。それなので、私も個人的にお勧めなホテルを紹介してみる。ちなみに、この本では紹介する前に、こう書いてある。

そこでここではおもにビジネスパーソンが利用するビジネスホテルに焦点をあてて、ホテル運営の根幹であるB-LoHaSが整い、お客様の支持が厚いと思われるいくつかのホテルをご紹介する事にしましょう。

筆者ではなく「お客様」。支持が厚いではなく「厚いと思われる」なので、多分、実際には泊まった事もないんだろうな。

ちなみに、今回紹介するホテルは、私は泊まった事はない。けど、親が宿泊した。親が旅行に行く時に頼まれて、楽天ポイント欲しさに楽天トラベルで何回か予約したんだけど。その中でもここは貧民にはお勧めできる。

米沢パークホテル

今回紹介するのは、米沢パークホテル。所在地は山形県米沢市で、JR米沢駅からは徒歩8分。ちょっと駅から距離あるので、雪が降る季節だときついかな。親は車で行ったから関係なかったが。ちなみに、部屋数が32室で、駐車場は25台(無料)ある。これも使ってないが、無線LANのインターネット接続もある。

最大の魅力はなんと言っても値段。食事なしとはいえ、一泊2800円は安い。しかも、キャンペーンとかじゃなく、デフォルトでこの価格。ただ、合宿免許の宿泊に使われているせいか、現時点では予約できる日時で空きがないな。

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